スティーブ・ジョブズ 本

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アップル社への復帰

1997年1月、
前年10億ドルもの赤字を出したアップル社に、
スティーブ・ジョブズ氏が復帰すると発表された。

初恋の相手のように、アップルが忘れられなかった

…と、スティーブ・ジョブズ氏はのちに語っている。

ジャーナリスト アラン・ドイッチマン
「アップルにしてみれば、スティーブ・ジョブズを利用しようと思ったのでしょうが、
あいにくスティーブ・ジョブズ氏は、人に利用される玉ではありませんでした」

スティーブ・ジョブズ氏は、それまでの役員を追い出し、
実質的経営者に返り咲く。

そして、まさに衝撃的な再建策を打ち出したのだった…。


マイクロソフト社との提携

スティーブ・ジョブズ氏が打ち出したアップルの再建策、
それは…、

スティーブ・ジョブズ
「ゲストをお招きしました」

なんと、聴衆を前にスクリーンへ映し出されたのは、
マイクロソフト社ビル・ゲイツ

作家 リーンダー・カーニー
「誰もが度肝を抜かれました。ビル・ゲイツといえば、
アップルとそのユーザーにとっては、悪魔のような男でしたから」

そう…、
スティーブ・ジョブズ氏は、マイクロソフト社との提携を発表したのでした。

そして、1億5000万ドル(約180億円 ※当時のレートで換算)の資金提供を受けることに。

後年、
スティーブ・ジョブズ氏とビル・ゲイツ氏が対談した時の
映像からも分かったことだが、

実はこの二人、同い年で、
会社を作ったのもほぼ同じ時期で、仕事上ではライバルだが、
プライベートでは若い頃から親交があったのだ。

iMacでパソコンのイメージを見事に一新

1998年、
スティーブ・ジョブズ氏はついに反撃の狼煙(のろし)を上げる。

それが、


iMac




狙いは、リビングにおいても違和感のないインテリアのようなパソコン。

作家 リーンダー・カーニー
「電源とネットに繋ぐだけ。そんな使いやすさと美しいデザインが魅力でした」

スティーブ・ジョブズ
「4ヶ月半でiMacは売り上げナンバーワンになりました」

この売り行きもさることながら、
斬新なデザインでパソコンのイメージを見事に一新したiMacは、
世界にアップルの復活を強烈に印象づけた。

iPod発売

続いてスティーブ・ジョブズ氏は、
パソコン意外の分野にも打って出る。

2001年10月、
iPodを発売。



ホイールだけで様々な操作ができる画期的でスマートな
デジタル音楽プレーヤーだ。

発売からわずか2ヶ月で、12万台以上が売れ、
現在に至るまで、様々なシリーズが作られる大ヒット商品となったが、
発売当初、399(約4万8千円 ※当時のレートで換算)ドルという値段は、
高すぎるのではという批判があった。

それに対してスティーブ・ジョブズ氏は、
「iPodより高いスニーカーもある」と答え、
値段が適切かを判断するのは、ユーザーだと反論した。



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